あの日の舞台を歩く 鳥羽・伏見の戦い 伏見編
【大政奉還150年の記念すべき年を、その舞台で】

大政奉還によって江戸幕府265年の歴史がその幕を閉じました。

ひとつの時代が終わったのです。

そしてそれは新しい時代の始まりのはずでした。

しかし、大政奉還後の政局は決して安定したものではありませんでした。むしろ、薩長をはじめとする討幕側の思惑と、新政権に参画しようとする徳川慶喜、それを支持する山内容堂らの思惑、ただただ幕府を守らんと純情なまでに立場を貫き通す会津、桑名の思惑、そして態度を決めかねる多勢の思いがぶつかり合い、京都はこれまでにないほどの緊張に包まれていました。

一方で、江戸では既に無効となったはずの「討幕の密勅」を根拠とした薩摩藩による挑発行為が繰り返され、旧幕府側も我慢の限界に差し掛かっていました。そんな折、「通せ」「通さん」の押し問答がついに戦闘に発展してしまいました。これすなわち「鳥羽・伏見の戦い」であります。 戊辰戦争の緒戦となった「鳥羽・伏見の戦い」

徳川慶喜側、薩摩側各々の思惑もそれぞれに、結果として江戸幕府の終焉と新時代の到来を証拠付ける大きな戦闘の端緒となりました。とりわけ伏見における戦闘は、旧幕府の拠点である伏見奉行所があり、旧幕府側の主力であった会津藩兵が京橋より多数上陸、駐屯したこと、そして薩摩藩が大砲などの近代兵器を多数携えて布陣したこともあって大変な激闘となりました。また、開戦の翌日には錦旗が翻り、「官軍VS賊軍」という図式ができあがったのもこの戦いでした。ここで日本の歴史が動いたのです。

大政奉還150年という節目の年に、日本の歴史を変えた、あの日の舞台を歩いてみませんか。激戦が繰り広げられたあの場所、あの通りを。そこにあるのは正義のために戦った兵士達の記憶なのです。そう、そこには確実にあの日の記憶が横たわっているのです。それは幕軍であれ新政府軍であれ、日本のために戦った男たちの記憶でもあるのです。薩摩、長州、土佐。幕臣、会津、新撰組、桑名、大垣、浜田、鳥羽、高松、それぞれのつわものたちが、それぞれの威信をかけて戦った記憶でもあるのです。あの日、そう、あの日の記憶を手繰り寄せる小さな旅に一緒にでかけましょう。いつも見慣れた景色が変わったものに見えるかもしれません。
・幕軍は目と鼻の先!?薩摩の思惑はいかに?
・彦根藩よいずこへ…いずれが敵かいずれが味方か?
・高台から見下ろすのは奉行所!この戦いはもはや薩摩の手中?
・弾痕は何をか語る…最大の激戦地にて新選組の意地をみた!
・街中を薩摩が長州が、会津が幕府歩兵隊が!市街戦の末は?
・積年の恨みはここで晴らす!長州藩ここに見参!
・会津の意地か、偶然か?白井五郎太夫率いる大砲隊がよもやの?
・土佐藩兵よ、何をか思う?山内容堂公の命令はどうなる?どうする土佐!
・薩摩藩伏見屋敷大炎上!龍馬も匿われた薩摩屋敷灰燼と帰す!いったい誰の手で!?
・大坂より会津藩先鋒隊ここに上陸!見てろ薩長!いざゆかん!
・城を捨てた屈辱はここで晴らす!打倒長州!浜田藩士の気合い!
・会津、桑名、大垣だけではない!小藩の意地をここで見せる!
・あなあわれ…大将に見捨てられた兵士達が夜を明かし場所
・伏見炎上!寺田屋も炎上!幕軍は退く、官軍は追う!淀城でもうひと合戦!
・伏見の戦いも目撃した老舗、伏見駿河屋にてあの日を思う…

開催日時
9月30日(日)13時30分~ 
※上記以降の開催も準備中です。
※最少催行人数が設定されているツアーですので、お申込みはなるべく前日までにお願い致します。当日参加の場合もツアー開始2時間前までにはご連絡下さい。当日はメール、Twitterメッセージ、Twitterリプライが便利です!リアルタイムで確認しております。
※開催日以外でも金土日や祝祭日を中心にお客様のご注文に応じて随時開催いたします。(2名様以上) お客様のご希望日を申し出ていただければ、複数名以上のお申し込みの場合、可能な限り催行致します。お気軽に お問い合わせ下さい。
参加費用
2,000円(税込、史料代を含む)
※高校生以下は1,000円です。
※当日集合時にお支払いください。お釣りのないようお願いします。
※小学生以下は、保護者同伴に限り参加費用不要
コース
集合:京阪伏見桃山駅 
解散:京阪伏見桃山駅

当日に詳細はご案内いたします。

※ツアー時間はおよそ2時間半が目安です。
ツアーディレクター
 
お申込み
こちらのフォームより前日までにお申し込みください→ お申し込み
※当日のお申し込みは事前(ツアー開始1時間前まで)にお問い合わせ下さい。(定員約20名・最少催行人数2名)
※開催日以外でも、お客様ののご希望日を申し出ていただければ、可能な限り催行致します。お問い合わせ下さい。