16日開催「あの日の舞台を歩く 池田屋事件編」です!

16日に開催した「あの日の舞台を歩く -元治元年六月五日 池田屋事件編」は日中の暑さがいささか和らぎ、涼やかな風が体を掠めるようになった夕刻に開始いたしました。


五山送り火の日ということもあって京都市内はいつもよりも賑やかな雰囲気で、先月開催した祇園祭宵山を彷彿とさせてくれたことは「あの日」の再現となったかもしれません。


コースは祇園会所後から四条木屋町、古高俊太郎邸跡、土佐藩邸跡、彦根藩邸を経て、池田屋跡まで参りました。池田屋跡を見学した後は、そのまま山鉾町に向かった先月のコースと変更し、対馬藩邸跡、長州藩邸跡、そして池田屋事件で落命した長州藩士・吉田稔麿の寓居とされる法雲寺を訪ね、その足跡と歴史を紐解きました。また、その後は加賀藩邸跡を経由し、池田屋事件では難を逃れた桂小五郎が寓居ともしていた幾松を経て三条小橋にてツアーの締めといたしました。


その直後に信じられないような豪雨となりまして、ツアー終了後ということもあってタイミングはよかったのですが、五山送り火の観賞については安全のために、それぞれのご判断にお任せするという形で散会と相成りました。五山送り火をゆるりと観賞できなかったのは残念なことではありましたが、送り火の日にこのような天候は大変珍しく、いろいろな意味で思い出深いツアーとなりました。ご参加いただいた方には心より感謝申し上げます。

同ツアーは今後も開催いたします。開催日時に関わらず、ツアーガイドご希望の方は京都まほろばツアーズまでお気軽にご連絡下さい!

2016年08月18日